【体験記】親知らず抜歯「費用・痛み・腫れ・食事」抜歯後も全部具体的に話します!

親知らず ライフスタイル

こんにちは、ゆくたびです。

今回は私が下顎の親知らずを抜歯した体験談をお伝えします。

今回の記事の目的です。
・抜歯の流れはどんな感じか
・かかった費用や時間
・抜歯後の腫れ・痛み・食事
・抜糸後の注意点
・手術前に知っておくべきこと

費用は病院によって違いますし、時間・痛みや腫れも個人差があるので、あくまで目安として参考にしてください。

ちなみに病院選びはしていません!(矯正歯科からの紹介だったので。)なので、口腔外科の病院探しを知りたい方には参考にならないと思います。

私の歯の状態・全体の流れ

私の親知らずの状態はこんな感じでした。

・矯正治療のために抜歯をする
・下顎の親知らず2本を抜く
・20代の時に抜歯
・生えてない状態で、横向きになっていた
・矯正歯科医院より紹介状を貰い、口腔外科へ行く

次に全体の流れです。

1回目:初診
2回目:右側抜歯
3回目:右側抜糸・左側抜歯
4回目:左側抜糸

【抜歯】と【抜糸】はややこしいですが、変換ミスではないです。
【抜歯】・・・文字通り、歯を抜くことです。
【抜糸】・・・親知らずを抜いた後、糸で縫います。その数週間後に糸を取ることです。

順を追って説明していきます。

1回目:初診

まずは紹介状と保険証を渡します。
(親知らずの抜歯は保険がききました。)

初診でやったことは、主に3つです。
・レントゲン撮影
・CT撮影
・先生からの説明
撮影の解析に少々時間がかかったので、この日が1番滞在時間が長かったように思います。
 
解析した写真を見ながら、神経の近さ・歯の状態などの説明を受けました。
あとは、書類を見ながら治療時間や注意点などを聞き、同意書に署名しました。
初診の費用:6,480円
撮影分、少し高めになったかと思います。

初診で抜歯をする方もいらっしゃいます。
(私は心の準備がまだだったので、次回にしてもらいました。)
 

2回目:右側抜歯

2回目の来院、いよいよ抜歯です。

流れは以下の通りです。
血圧を測る →  うがい薬で殺菌 →  麻酔 →  抜歯 →  縫合 →  抜歯後の注意点の説明 →  薬の受け取り

手術の痛み

抜歯自体は、麻酔が効いているので全く痛みは感じませんでした。
(器具の音や、ぐいぐい力を入れてる感じは分かります。)
麻酔の時の注射がチクっと痛かったです。

手術の時間

時間は、抜歯から縫合も含めて15〜20分くらいでした。
ちなみに、手術中は目隠しされていました。(おそらく破片等が目に入らないようにするためだと思います。)

中には1時間以上かかる方もいらっしゃるみたいです。

縫合

抜歯した後、すぐに傷口を糸で縫います。痛みは全くありません。
縫合中、糸が口に当たって「フロスみたいに結構柔らかいんだな」と思いました。

抜歯後の注意点

抜歯後当日の注意点、薬の処方の説明などを先生からお話いただき、書類をもらいました。
下に、先生から頂いた書類を参考に注意点を書きました。
(あくまで参考なので、注意点は必ず主治医の指示に従ってくださいね。)

・止血
抜歯後は止血するために、約20分ほどガーゼを噛みます。
翌日少し血が混じるくらいなら問題ないです。口の中に広がるようなら、再度ガーゼを20分噛みましょう。(濡らしたティッシュでも代用できます。)
人によっては完全に止血するまでに2,3日以上かかるようです。
・運動
抜歯当日の過度な運動は、脈拍上昇につながるので避けます。
・入浴
抜歯当日の長風呂は避けましょう。
温まり過ぎると血流が増し、出血につながります。
・食事
抜歯後約2時間は麻酔が効いています。
しびれた状態でも食事はできますが、口唇・舌・頬粘膜を誤まって噛みやすいです。感覚が戻ってから食事します。
・うがい
抜歯当日は出血しやすいので、強いうがいは避けます。
・歯磨き
歯磨き粉の使用は可能ですが、抜歯部位のできるだけ近くまで、弱い力で磨きましょう。
・冷やすこと
抜歯当日は頬を冷やしても大丈夫ですが、抜歯翌日以降は冷やさないようにしましょう。
腫れのピークは抜歯後3日目くらいですが、冷やし続けるとかえって腫れが引かなくなります。

薬の受け取り

薬は近くの薬局での受け取りでした。

・化膿止め
・腸の働きを助ける薬(整腸剤)
・痛み止めの薬
・胃の粘膜を保護する薬(胃薬)
・うがい薬
5種類の薬を処方してもらいました。
2回目
費用:4,090円
薬代:700円
 

3回目:右側抜糸・左側抜歯

2回目から約3週間後に左側の抜歯をしました。

内容は、前回の右側抜歯と同じです。

この日は、前回右側に縫合した糸を抜くのと、左側の抜歯をすることが目的でした。

ですが、右側の糸がどうやら自然になくなっていたようで、抜歯のみとなりました。

ちなみに抜いた歯を見せてもらったら前回同様、粉々に割れていました笑

3回目
費用:4,610円
薬代:830円
 

4回目:左側抜糸

来院4回目(最終日)です。
前回の抜歯から約1週間後です。この日は、左側の抜糸のみでした。

しかし、実は右側と同じで、左側の縫合糸も自然消滅していました笑

なので、実質「抜糸」はしていません。

先生から頂いた説明書によると、【縫合糸は自然に脱落することがありますが、出血していなければ問題ない】と書かれていました。

ちなみに、ネットで調べたことろによると、
抜糸時は痛みもなく、麻酔もしないそうです。

費用一覧

初  診:¥ 6,480-
右側抜歯:¥ 4,090-
左側抜歯:¥ 4,610-

保険適応でした。
初診は、レントゲン撮影とCT撮影をしたので、そこで結構お金かかりましたね。

薬代は、
1回目(右側抜歯):¥ 700-
2回目(左側抜歯):¥ 830-

2回目が高いのは【痛み止めの薬】を増やして貰ったからです。

抜歯後<痛み・腫れ・食事>

ここはかなり気になるところだと思います。
私の場合、右側と左側でだいぶ違いました。

<抜歯後の腫れ>
右と左でかなり腫れ具合が違いました。
右側は、抜歯翌日の朝見たら、目に見えて分かるくらいかなり腫れていてビックリしました。
左側も腫れはありましたが、若干という感じでした。
腫れのピークは3,4日だったと思います。
<抜歯後の痛み>
麻酔が切れてから痛みを感じたので、痛み止めは必ず飲んでました。
腫れが引いてからも使用回数は守りつつ、最終的には全部使いきりました。
(右側も左側も。)
<抜歯後の食事
● 1回目の抜歯(右側)の場合

抜歯当日は、口を動かすのも辛かったです。
「意外と口を動かせるのでは?」と思って、柔らかいパンを用意してたのですが、途中でもういいやとなって、その日は食べるのをやめました。

 

飲み物は、翌日以降も基本ストローで、飲めるヨーグルトや水で。
(口があまり開けられないのと、なるべく傷口に当たりたくなかったので。)
翌日以降は、痛み止めのおかげで、少しずつ食べられました。
(ただ、初めての抜歯後で怖かったので、翌日もあまり口は動かさなよう注意しました。)

<抜歯後の食事
● 2回目の抜歯(左側)の場合
抜歯当日は、1回目のことを踏まえてストローで飲めるヨーグルトと水を飲んだくらいでした。(もしかすると、柔らかいパンはいけたかもしれません。)
翌日以降は、右より腫れがないところを見て、お昼は普通にご飯を食べました。(2回目の方が口も開けやすかったです。)

抜歯当日に、普通に食べられる人もいたかもですが、私は気持ち的にもあんまり食べる気分じゃなかったですね…..。

やっておけば良かったなと思うこと

個人的に「こうしておけば良かったな」と今にして思うことを挙げてみました。

・初診でさっさと抜いてしまっても良かった。
先生も決まっていましたし、抜歯することも決定事項だったので、迷って次回にせず早く抜けば、傷も早めに治って矯正治療もしやすくなったのではないかと思いました。
・ 抜歯前に腹7〜8分くらいでご飯を食べておけば良かった。
抜歯後は口をあまり動かしたくなかったですし、食欲もなかったので、手術前に腹7,8分くらい食べておけば良かったかなと思いました。
お昼以降の時間の手術で逆に良かったです。
・イヤホンをすれば良かった。
手術中は麻酔がしっかり効いているので、痛みを感じない分、逆に器具の音などが気になって、結構怖く感じたりします。
音楽を聴いていた方がもっとリラックスできたかなと思いました。
・ ストローがあって良かった。
ストローだとなるべく傷口に触らないようにできたので、便利でした。
右側は特に酷かったので、口を動かさない飲めるヨーグルトが重宝しました。
腫れと痛みの具合によります。私の場合、左側の抜歯時は正直いらなかったです。
 

まとめ

・思ったより抜歯に時間はかからなかった
・抜歯時の痛みはなかった
・費用は保険適用だった
・やっぱり腫れと痛みはあった
・右と左で痛みと腫れ具合が違った
・痛みは、痛み止めの薬でなんとかなった
・ストローはありがたかった

なるべく具体的に書きましたが、
やはり個人差がかなりあると思います。流れを知ってイメージしやすくなれば安心もできると思うので、参考にしてみて下さい。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました